ラフティングＱへ

ラフティングとは、ラフトが筏(いかだ)という意味で、筏下りのことを言いますが、それがスポーツ・レジャー化して現在の「インフレータブル(ゴム)ボートによる川下り」のことをラフティングと言うようになりました。
　ラフティングには、冒険的なものからのんびりと川下りと色々なコースがあります。参加者の皆さんにはパドル（オール）で漕いでいただいたり、泳いだり飛びこんだり、遊んだりながら下っていただきます。
　また、すべてが自然の中で行われます。そこには、鳥が飛び交い、魚が横を泳ぎ、亀が甲羅干しをしているところ、稀にオオサンショウウオが顔を出したりします。ラフティングで自然と川を存分に楽しんでください。

初めての方でもスタート前に、セイフティートーク（安全のための心得）・ラフティングの仕方をレクチャーします。また各ラフトにはリバーガイドが同乗し、パドルワーク等案内しますので安心です。

だいじょうぶです。青少年プログラムはお任せください。平成元年に子供達の自然教室のプログラムとしてラフティングを始めたのが、ＹＨＡラフティングの始まりです。
　ですから子供用のウェットスーツ・ブーツ(19cm以上)、ライフジャケット、ヘルメットなどの装備も充実しています。

だいじょうぶです。参加される方には全員ウェットスーツ、ヘルメット及びライフジャケット(救命胴衣)等を必ず着用していただきます。これら装備を着用することで落ちても平水域では、肩から上、頭が浮くようになっています。
　ただし、飛び込んだ時や落ちた瞬間、ホワイトウォーターの中ではいったん沈んだりしますので、必ずスタート前のセイフティートークをお聞きください。落ちたときの安全な対処の仕方・流され方等説明しています。

雨でもやります。晴れていてもラフティング中に必ず濡れます。ただし、晴れていても台風等による増水や暴風雨のため中止する場合もあります。大雨洪水警報発令中や台風等で予測される場合は中止になります。（わかり次第ご連絡します。）
　遠方からの参加の方は、地元の天気と違う場合も多々ありますので事前にご確認ください。なお、開催予定でも当日になって増水等で中止する場合もありますのでご了承ください。

水着（又は替下着）とタオルを持参してください。
　水着の上にウエットスーツなどラフティングに必要な装備を着ていただきます。
　装備一式はすべて用意してあります。ウエットスーツのサイズは、子供用110cmサイズから大人用 4XLまでと、ブーツも19〜30cmまで取り揃えてありますからご安心ください。

装備は、毎回ラフティング終了後、洗剤とすすぎ洗いを行い、干していますので清潔です。

川には大きく分けると、白く波の立っているホワイトウォーターと、穏やかに流れているグリーンウォーターがあります。この中のホワイトウォーターの波や落差、岩の絡んだ流れでクラスやグレードがつきます。　このパンフレットでは、ラフティングで下るコースとして初級から上級とクラスを分けてあります。大人の方であれば初めての方でも、木曽川・長良川は参加できますが、中山七里・飛水峡はハードなコースのため経験者と18〜50才位の方が対象となります。
　また、増水時には川のグレードがアップしますので、川が変更になったり、中止になったりしますのでご了承ください。

木曽川ラフティングは、四季を通じて楽しめます。ただ、ラフティングのベストシーズンは、と聞かれれば ｢夏です」と答えます。しかし日本では６月頃からアユ釣りの解禁となり、長良川等は『日本でも指折りのアユ釣りポイント』として全国から多くの釣り人が集まってきます。
　木曽川以外のコースは、夏の渇水期（台風による増水はありますが）水が少なくて瀬が小さくなり、下れない所や、川幅が狭く浅いため左右にびっしりと釣竿が並び川の中にも釣人がいて、その間をすり抜けるのはとても勇気がいります。そしていちばん大切なことは、釣人も私たち（ラフター）も楽しくなくなることがしばしばある事です。
　『夏は、木曽川が一番楽しい！』
　もちろん木曽川もアユ釣りの方がいますが、日本ライン下りの観光船が定期的に通り川幅が広くて水深があるところが多くありますので、瀬も楽しく下れ、飛び込みや遊ぶポイントは、釣り人のいないところで行いますので、夏でも楽しく下ることができます。
　アユ釣りの人達は一年のうち夏の３ヵ月だけの楽しみです。そこで私たち(ＹＨＡ)は冬でも体験できる装備を用意しました。楽しく遊べる時に楽しかったラフティングの思い出を作ってもらいたい。そして私たちリバーガイドも楽しくガイドがしたいので、「夏は木曽川だけ」と決めました。ただ、夏のベストシーズンに台風の２･３日後で増水してアユ釣りの人のいない長良川等に行って楽しみたいと思うことはあります。（台風は、事前に予測できないのでラフティングの募集ができません）

人間の体は、お酒を飲むことで気持ちよくなりますが、アルコールの作用により三半規管がマヒして平衡感覚を失う恐れがあります。ラフティングは、自然を利用したスポーツです。ご自身が「だいじょうぶ」と思っていても、何があるかわかりません？
　平衡感覚を失っていると、万が一、川に落ちて水中に入ってしまうと水面がどちらかわからなくなり、溺死する恐れがあります。クルマと一緒で「飲んだら乗るな」です。
　疲れていたり満腹時には、心臓や肺、三半規管など体の様々な所に負担がかかり、貧血やめまい、意識障害などを起こす可能性があります。
　ラフティングに限らず、飲酒時、二日酔い、体調の優れない時などは、絶対に水に入らないようにした方がいいと思います。

　これはよく聞かれる質問です。わからないことがありましたらお問合せください。